名前空間 link

Ren'Py は名前空間を使用して変数とメソッドを整理します。このファイルでは、主にエディターによるオートコンプリートとドキュメントの提供を助ける目的で、Ren'Py が使用する名前空間の一部の説明を行います。

config: link: Ren'Py の configuration を制御する変数を含む名前空間です。これらの変数は、初期化時に (init python ブロック内または define で) 設定すべきであり、ゲームが開始した後は変更しないでください。

director: link: director 名前空間には、ゲームに画像や音楽をインタラクティブに挿入できる interactive director を制御する関数が含まれています。

define gui link: gui 名前空間には、 default GUI システムを制御する関数が含まれています。これらの変数は、デフォルトのGUIシステムを使用している場合にのみ重要であり、それを置き換えた場合は使用できない場合があります。gui 名前空間に影響を与える Define ステートメントは、翻訳が変更されたときに再実行されます。

注: im 名前空間のほとんどの関数は非推奨です

im 名前空間には、CPU 上の画像をロードまたは操作する画像マニピュレータが含まれています。ここでのほとんどの関数は、GPU で Transform を使用して実行できます。

layeredimage link: レイヤー画像は、属性と条件を使用して表示する画像を制御し、複数の画像を1つの画像に結合する方法です。layeredimage 名前空間には、Python からレイヤー画像を作成および操作できるクラスが含まれています。これは layeredimage ステートメントに相当します。

persistent link

persistent 名前空間には、永続データが含まれています。このオブジェクトのフィールドは初め None であり、セーブスロットをロードしていなくとも、ゲームの実行間で値を保持します。

persistent オブジェクトのフィールドの値は、真偽値、数値、文字列、リスト、タプル、辞書、セットなど、Python が提供する型である必要があります。あなたが定義したクラスは、 persistent オブジェクトに代入しないでください。

preferences link

Preference 変数名前空間には、 preference を含む変数が含まれています。これらを読み取ることも設定することもできますが、最も一般的な使い方は、 default ステートメントを使用した次のような構文です。

default preferences.fullscreen = True

preferences.volume link

Preference 変数名前空間には、各ミキサーのデフォルトのボリュームを設定する変数が含まれています。これらは、次のように default ステートメントを使用して設定する必要があります。

default preferences.volume.music = 0.5

renpy link: renpy 名前空間には、Ren'Py エンジン自体の一部である関数とクラスが含まれています。これらは Ren'Py 言語ステートメントと同等であったり、専用のステートメントに値しない機能を導入したりする可能性があります。

renpy.audio.filter link: renpy.audio.filter 名前空間には、オーディオフィルターを作成するクラスと関数が含まれています。

renpy.music link: renpy.audio.music 名前空間には、オーディオシステムを制御する関数が含まれています。これらの機能は、デフォルトでは music チャンネルで動作します。

renpy.sound link: renpy.audio.sound 名前空間には、オーディオシステムを制御する関数が含まれています。これらの関数は、デフォルトでは sound チャンネルで動作します。ほとんどの関数は、同等のrenpy.musicの下に文書化されています。

style link: style 名前空間には、スタイルとスタイルを操作する関数が含まれています。スタイルは、Ren'Py のテキスト、画像、その他の要素の外観を制御するために使用されます。 style 名前空間の直接使用より style ステートメントの使用が望ましいです。

注: ui 名前空間のほとんどの関数は非推奨です

ui 名前空間には、ユーザーインターフェイス要素の表示に使用された古い関数とクラスが含まれています。ui.adjustment、ui.interact、ui.callsinnewcontext、ui.invokesinnewcontext を除き、これらの関数は廃止されました。